ハワイ挙式の強い味方、現地プロデュース会社とは?
ハワイ挙式を計画するカップルたちに、現地プロデュース会社が注目されているのをご存知ですか?
ハワイ挙式に憧れを抱いたものの、国内では頼める会社が限られています。
大手ばかりで安心感があるものの、何かと制限が多く、自分らしい結婚式が実現できない、と嘆く花嫁さんが多いのです。
今回はハワイ挙式の理想と現実の狭間で思い悩む花嫁さんたちに、新たな選択肢、現地プロデュースについて紹介していきます。
ハワイ挙式を請け負う現地プロデュース会社とは
結婚式において、プロデュース会社とはご存知ですか?
結婚式場や、メーク、アテンドの手配から、牧師様や聖歌隊のお礼まで、とにかく結婚式に関わる全てを手配する会社のこと。
言葉での説明では分かりにくいかもしれませんが、ハワイ挙式ができる国内の会社に限って言えば、ワタベウェディングや、H.I.S、JTBをイメージすればわかりやすいです。
要するに、挙式のもろもろを手配し計画する会社のことです。
現地プロデュース会社とは、挙式を挙げたい国や地域にある結婚式の手配を請け負う会社を指します。
現地のプロデュース会社は、国内よりもずっと小規模で10人程度なものの、日本人が運営が運営していることも多く、日本語での交渉が可能。
英語でのコミュニケーションに不安がある方も、安心して打ち合わせできます。
毎日1組から3組ほどしか担当しないことが多いので、ゆとりを持ったスケジュールできめ細やかなサービスが受けられます。
会社によっては、有名なカメラマンが在籍しており、結婚式の思い出をより美しく残せるのも魅力的。
会社がハワイにあるため、直接打ち合わせが難しくメールが主な連絡手段となりますが、ハワイの会社ならではのつよみを生かして、オリジナリティのある結婚式が実現できるでしょう。
もちろん、結婚式だけでなくフォトツアーや、レセプション、リムジンの手配もお願いできます。
現地プロデュースを選ぶメリット
では、次は現地プロデュース会社のメリットを具体的に見ていきましょう。
コストが抑えられる
国内のプロデュース会社と比較して、現地プロデュースの方がぐっと費用を抑えられるのが、大きなメリット。
挙式はカップルが夫婦となるけじめのセレモニーではありますが、やはり女性にとって憧れのもの。
こだわりいっぱいに詰まった挙式にしたいと願うのは自然です。
ハワイ挙式を決意したなら、多くのカップルがまずは国内の大手プロデュース会社や旅行会社に話を聞きに行ったことでしょう。
そこで案内されたプランはどうでしたか?
華やかな結婚式場にときめきながら、何かと制限があって、思い通りに行かない部分がちょこちょこあったと思います。
国内のプロデュース会社のハワイ挙式プランは、結婚式場と、挙式とウェディングドレスのセットが主流。
ウェディングドレスは女性の憧れですから、プランに指定されていない衣装を選んだり、お色直し用に追加したり、小物も好みに合わせて選びたり、プランを変えたい部分は、どうしても出てきます。
しかし、国内の会社のパッケージプランは、こだわってプランから外れたことをすれば、持ち込み料やオプションでどんどん追加料金が発生します。
セットプランが料金の基準なので、「ここがいらないからその分安くして」とすることもできません。
結果、豪華なドレスや会場を選んだわけでもないのに、挙式だけで100万円をゆうに超えてしまうのです。
もちろん、結婚式は一生に1度ですからケチケチせずにこだわりたいですが、これでは予算が気になってくるのは仕方ないことでしょう。
一方、現地プロデュース会社も基準のプランがあるのは同じなのですが、多くが式場と、牧師様や聖歌隊のお礼、オルガン奏者、送迎のリムジンなど、挙式そのものに関わる最低限の部分に留まります。
他は1つ1つがオプションになっており、追加料金をはらうか、自分で用意するかを選べます。
セットプランに不要な物が入っていることもなく、持ち込み料がほとんどかからないので結果、挙式費用をがくんと抑えることができるのです。
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式場の選択肢が広がる
ハワイ挙式の式場をどこにするかは、衣装と同じくらい重要なこだわりポイント。
JTBやH.I.Sなどの日本国内から申し込めるチャペルは、どれも新しくデザインが華やかですよね。
あんなロマンチックな場所で式を挙げられるなんて考えただけでワクワクしますが、日本国内で案内されるチャペルは、多くがホテルや日本の会社が所有しているもの。
十字架が飾ってあっても、週末にミサが行われているわけではありません。
つまり、日本人の好みに合わせたチャペル風の結婚式場というわけです。
もちろん、実際に使われていないからこそ、デザイン性に優れていると言う魅力がありますが、せっかくハワイ挙式するなら、本物の教会にこだわりたい、と考えるカップルもいるでしょう。
ハワイの現地プロデュース会社なら、ミサの妨げにならない範囲で、日本人カップルを受け入れてくれる教会で結婚式を手配できます。
他にもロマンチックな個人邸、ビーチウェディングも選択肢に挙げられます。
ハワイならではの場所での挙式にこだわるなら、現地プロデュース会社が手配できる会場をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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ハワイ挙式までスタッフと顔を会わせられない?
現地プロデュース会社は、ハワイにあるので直接面と向かって打ち合わせできるのが、挙式直前のみ。
それまでは最初の問い合わせから最後までのやり取りは専らメール。
しかも、時差があることも手伝って、日本の会社よりも返信に時間がかかる傾向があります。
一世一代の結婚式ですから、顔を合わせて話せないのが何とも不安になります。
やはり安心のために国内プロデュース会社にお願いしようか、と心も揺らぐでしょう。
しかし、最近は徐々に現地プロデュース会社はカップルたちの間で注目されています。
日本のドレスショップと提携していたり、定期的に来日する機会を設けている会社もあります。
メークや写真については、どうしても文面だけで伝えるのは難しいですから、来日イベントを狙って打ち合わせするカップルが多いようです。
日本に代理店がある会社もあるので、1度確認してみるといいでしょう。
下にメジャーな現地プロデュース会社を紹介していますので、参考になれば幸いです。
ハワイの現地プロデュース会社
こまごまと自分でやることが多い
現地プロデュース会社がやってくれるのは、会場や牧師様の手配など、挙式に関する本当に限られた範囲だけ。
もちろん、要望を伝えればそれを頼める業者を案内してはくれますが、自分たちで動かなければなりません。
例えば、挙式は現地プロデュースのA社、リムジン送迎はB社、レセプションはCホテル、メークは日本のDさんにお願いするとしましょう。
それぞれ違う場所で手配するのであれば、まず最初のお問い合わせも4回連絡が必要ですし、4社全てと無理なく打ち合わせできるように、スケジュールの調整は自分でしなければ成りません。
それぞれの業者がうまく連携できるよう、ある程度の配慮も求められます。
しかも、ハワイとの時差の影響でメールにタイムラグがある中話を進めなければならず、人によっては更に負担。
1社に任せれば全て手配してくれる日本のプロデュース会社に比べれば、連絡の量や配慮も大きく、メールが苦手な人にとってはかなり大変な作業となるでしょう。
現地プロデュース会社の対応は冷たい?
日本のプロデュース会社は、プランナーとカップルが協力して結婚式を作り上げるスタイル。
ですから、プランナーさんは良くも悪くもさまざまな提案をしてくれますし、ちょっとした無理も聞いてくれます。そういう意味では、プロデュース料金が高額になるのは納得できます。
一方、現地プロデュース会社はカップルの要望に対してプランニングするのが基本です。
不要な宣伝や、提案がなく煩わしさはないものの、こちらがはっきりとした要望を伝えなければ、話が全く進みません。
また、要望を伝えても、出来ること、出来ないこと、お勧めしないことをはっきりと言われます。
日本特有の、「本当は業務外だけど何とかしましょう」という姿勢が感じられないので、対応を冷たく感じ、不安になる人もいるかもしれません。
しかし、出来ることと出来ないことを明確にしてくれるのは、結婚式の主催者として助かるのも事実。
カップルの要望が現地プロデュース会社として出来ないことだとしても、譲れないこだわりだと伝えれば、対応できる業者や、やり方を提案してくれます。
彼らは、仕事に消極的だったり、冷たいのではなく、現地プロデュース会社として出来ること、出来ないことの線引きがはっきりしているだけなのです。
不要な提案やプロモーションがない分、こだわりがはっきりしており、自分たちでどんどん決めていきたいカップルには、役割分担がはっきりしている現地プロデュース会社の姿勢は寧ろメリットとなるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
現地プロデュース会社は、いくら日本人が経営しているとは言え、拠点がハワイ。
スタッフもハワイの生活や考え方に慣れていますから、日本の結婚式場とはやり方が違います。
時には、その差に戸惑うこともあるでしょう。
結婚式に対する考え方は、カップルごとに変わってきます。
現地プロデュース会社の特徴を理解し納得したうえで、お願いするのであれば不満や戸惑いは出てきません。
気になる会社があったら、まずはメールで問い合わせてみましょう。
以上、「ハワイ挙式の強い味方、現地プロデュース会社とは?」でした。
ハワイ挙式を個人手配で成功させよう