ハワイ挙式はいつから準備すればいいの?
ハワイ挙式はいつから準備を始めて、どんな順番で決めていって、何を用意すればいいのか。
結婚式は何度も挙げるわけではありませんから、どんなカップルも準備には大なり小なり戸惑うものですが、旅行準備も合わせて必要なハワイ挙式カップルはやることも多く、混乱しがち。
思い出を振り返ったときに「ああすれば良かった」と後悔しないためにも、入念な準備が求められます。
そこで、ハワイ挙式とは、どう準備したらいいのかわからないカップルに向けて、始める時期から手順を1つずつ紹介していきます。
ハワイ挙式はいつから準備スタート?
海外挙式の特集や、先般カップルたちのアンケートを見ても、海外挙式の準備は半年から8ヶ月頃から始めるのが一般的とされていますが、はっきり言ってそれでは遅すぎます。
これはハネムーンのついでに簡単に挙式だけでも、と結婚式にあまり価値観を見出していないカップルでも同様です。
と言うのも、オシャレなドレス、美しいチャペル、日本離れした幻想的なロケーションと、結婚式の資料は見ているだけでも心踊ります。
最初は「簡単に、形だけ挙式すればいいか」と、挙式にあまり関心がなかったカップルも、あれこれと見ているうちにこだわりがどんどん出てきます。
カメラマンも、式場も、季節も、良いところから埋まっていきますから、結婚式へのこだわりが具体的になってきたところで、猶予がなければ、押さえられるものも押さえられません。
衣装、小物、式場、パーティー会場、ヘアメイクさん、カメラマンさん、ウェディングフォトのロケーション、などなどこだわりポイントは盛りだくさん。
これらこだわりポイントを1つ1つ吟味するなら、少なくとも1年はゆとりをもって準備を始める必要があります。
ハワイのチャペルはいつから予約できる?
まずは情報収集から
ハワイ挙式の準備は1年前からスタート言っても、正式に何かを手配するわけではありません。
まずは、招待ゲストへの連絡と、ハワイ挙式に関する情報収集を始めましょう。
ゲストたちの負担が少ないように配慮を
招待ゲストへの連絡と言っても、具体的に日時を指定して知らせるわけではなく、ここではハワイ挙式を計画していることと、招待したい旨を伝えるだけにとどめます。
なぜなら、ハワイ挙式は、国内と違って日にちをまたいでの移動となり、まとまった休みが必要。
仕事などの都合を調整しなければなりませんから、新郎側と新婦側両方の都合が良い時期を聞いて、挙式のタイミングを考える必要があります。
無理なく休みが確保できるように、挙式の融通が利く段階から相談し、できるだけゲストたちにとって負担の少ないよう配慮しましょう。
理想を実現するには
ハワイ挙式のためには、1年以上前からの準備が必要とは言いましたが、それはあくまでもこだわりを実現するための期間。
具体的に会社に予約したり、ドレスを手配するのはずっと後で十分です。
少し前までは海外挙式は、ゼクシィなどのウェディング雑誌からの情報を頼りに、自分たちのこだわりポイントを見つけながら、JTBやワタベウェディング、H.I.S等の大手プロデュース会社で申し込むのが一般的な流れでした。
ドレスやフォトプラン、パーティーに関しても、プロデュース会社が規定しているオプションの範囲内で選ぶのみだったので、自由度が低い分、海外挙式の準備は今よりもずっと簡単でした。
しかし、ブログやSNSで個人でも簡単に情報を発信できるようになって、手配した衣装やカメラマン、ヘアメイクのこだわりまで詳しく説明されていることもしばしば。
1つ1つにこだわって、理想のハワイ挙式を実現した先輩カップルを見て、大手プロデュース会社のオプションだけでは満足できないケースが増えているのです。
例えば、一般的に、大手プロデュース会社では、提携しているドレスショップがあり、その中から選ぶのが一般的ですが、そのドレスが自分の好みかどうかは、比較対象がなければ判断できません。
他のショップの情報が頭になければ、「こんなものかな」と納得してしまい、提携ショップから選ばないという選択肢そのものが出てきません。
つまり、衣装、カメラマン、ウェディングフォトのロケーションなど、1つ1つの理想を追求するには、しっかりしたリサーチが求められます。
ハワイ挙式の準備に1年以上の猶予が必要というのは、式場やカメラマンの予約など、挙式のために必要なものを確保するのではなく、自分の理想を実現するためのリサーチのため。
ブログやSNSで先輩カップルの挙式の様子に目を通すだけでも、「自分はどうしたいか」を考えるきっかけになり、自分たちのこだわりが見えてくるようになります。
ハワイ挙式の準備の段取りを効率よく
自分に合ったプロデュース会社を見つけよう
しっかりとリサーチしたことによって、自分たちのこだわりがはっきりし、衣装やカメラマンを、特定のところから手配しようと考えたとしましょう。
そこで、次に問題になるのが、どこからハワイ挙式を申し込むか。
調べてみるとわかるのですが、プロデュース会社は衣装やカメラマン、ヘアメイクを特定の会社と提携しており、よその会社から持ち込みは、追加費用が発生したり、そもそも持ち込みできないことも少なくありません。
式場も、プロデュース会社によって手配できるところが違います。
希望通りの場所での挙式ができないなど、プロデュース会社によってできることできないことが変わってくるので、適当に選ぶと違約金を払って解約したり、理想を諦めたりするハメになるかもしれません。
会社を選ぶのは、ハワイ挙式に対して自分たちのこだわりポイントを確認してからにしましょう。
ハワイは、さまざまなリゾート地の中でも日本人に人気で、競争が激しい地域なので、こだわりを実現してくれる会社がきっとあります。
もしも自分たちで判断できないなら、ウェディングデスクで専門スタッフに相談してもいいでしょう。
ウェディングデスクで情報収集
ハワイ挙式の準備の手順
- 情報収集(できるだけ早い段階から、気になることがあったらこまめに)
- ゲストに相談(できるだけ早く、負担の少ない時期を)
- 資料請求(1年半~1年) 式場候補、カメラマン、ヘアメークさん選び(1年半~1年)
- P会社選び(10ヶ月)
- 航空券手配(ゲストがいる場合は半年までにすると安心)
- 衣装決定(オーダーメードや人気ブランドは半年までにそうでなければも3ヶ月頃でもOK)
- 招待ゲストに声をかける(必要なら旅行手配も)
- 現地のパーティー会場探し(~半年までに)
- 国内のパーティー会場決定(~半年までに)
- ブライダルエステ(必要な場合のみ式の1月前までに)
- ペーパーアイテム作成(3ヶ月) 招待状郵送(3ヶ月)
- ネイルなど美容仕上げ(1ヶ月)
国内挙式は式場=プロデュース会社の場合がほとんどなので、真っ先にプロデュース会社を決定しますが、挙式海外挙式はプロデュース会社によってアーティスト、衣装、式場と提携しているところが違ってきます。
海外挙式に限っては、式場や衣装、ヘアメークさん、カメラマンさんなど、自分たちのこだわりポイントを把握してから、それを実現できるプロデュース会社を探すほうがスムーズ。
しっかり情報収集してからでも手配が間に合うように、準備はゆとりを持って始めるようにしましょう。
後悔のないハワイ挙式を
H.I.S、JTBを始めとした海外挙式のプロデュース会社は、式場からカメラマン、衣装まで選ぶだけで必要な手配、スタッフ間の情報共有までこまごまと世話を焼いてくれます。
良くも悪くも至れり尽くせりで、こちらが調べたり考えたりしなくても、当日までにはちゃんと式の形になるように持っていってくれますが、それはあくまでも「形」にするだけで2人の趣味嗜好を汲み取ってくれるわけではありません。
式を重要視していないならともかく、こだわりを積み重ねて理想のハワイ挙式を実現するなら、自分で用意したり手配したりするものが多く、手間隙がかかります。
ハワイ挙式まで間があると思っていても、あれやこれやと準備に追われているうちに、時間はどんどん過ぎてあっと言う間。
余裕がなくなればミスや、予期せぬトラブルに対応できません。
挙式日まで時間があり過ぎて予約できない、ならいいのですが、直前になって狙っていた衣装やカメラマンさんを手配できなかったでは、せっかくのハワイ挙式が台無しです。
気持ちも暗くなってしまいます。
また、大手プロデュース会社やドレスショップでは、契約後のキャンセルには高額な違約金が発生します。
そのお金があったら、プランのグレードアップも可能ですから、もったいないと思いませんか?
契約後に納得いかなくても違約金のために、妥協してそのままハワイ挙式をするカップルもいるでしょうが、この場合も良い思い出になるはずもありません。
しかし、上の2つのケースは、事前のしっかりした情報収集で回避できる事態。
あまりにも前から準備にとりかかるのは、イメージが掴みにくく真剣になりきれないかもしれませんが、一生に1度の結婚式に慎重すぎることはありません。
パートナーとしっかり話し合いつつ、自分たちに合った挙式プランをしっかり練っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ハワイ挙式は、セットで手配できるため必要な打ち合わせの回数も少なく、挙式に限って言えば、一般的に準備が簡単と言われています。
しかし、一生に1度の結婚式にあれこれとこだわりたいのは、国内もハワイも同様。
プロデュース会社がしっかりとサポートしてくれるハワイ挙式でも、こだわりのためには時間的なゆとりを持って準備にとりかかりましょう。
以上、「ハワイ挙式はいつから準備すればいいの?」でした。
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