ハワイ挙式のJTBとH.I.Sの違い
JTBとH.IS.はどちらも大手の旅行会社。
ハネムーンを兼ねたハワイ挙式を計画しているカップルは、とりあえず資料請求なり、直接店舗で相談するなりして情報収集しているでしょうが、ハワイの式場やホテルは限られています。
プランを見る限り共通点も多く、混乱するカップルも多いでしょう。
ここでは、JTBとH.I.Sのおおまかな特徴をまとめてみました。
挙式プランの差は?
式場は設備の問題ですから、H.I.Sから頼んでもJTBから頼んでも差は生まれませんが、プランはどうでしょう。
H.I.SとJTBはどちらも旅行会社ですから、旅行と結婚式両方の手配が1度に行えるのも魅力的なポイント。
1箇所で手配することで、お手軽なだけでなく情報の行き違いによるトラブルも防げます。
もちろん価格によっても異なりますから単純に比較はできませんが、ここではH.I.SとJTBの現状でのプラン内容をまとめています。
JTBの挙式パッケージプラン
- 挙式パック
- レンタル衣装(日本での試着)
- ブーケとブートニア
- 新婦ヘアメーク
- 16~30カットのデータとアルバム
- 15:30、16:30、17:00挙式のカップル限定サービスがあり(アテンドやチャペル周辺のフォトツアーなど、式場によって変化)
- ハワイへ到着日に空港からJTBの専用ラウンジへの送迎
H.I.Sの挙式パッケージプラン
- 挙式パック
- レンタル衣装
- 新婦ヘアメーク
- デジタルアルバム(撮影データ110カット付き)
- ミニブーケを3種類から選択
特典を見るとJTBのほうが多く、お得に感じました。
挙式費用も、結婚式のみのパックプランのみに絞ると価格がほとんど変わらないので、挙式だけを手配する場合はJTBが本命だと思います。
なお、プランに関しては現状の内容なので、必ず公式サイトや店舗で確認してください。
ハワイ挙式を申し込むときのP会社と旅行代理店の違いは?
式場から会社を選ぶのもアリ?
式場には、大きく分けてプロデュース会社やホテルが運営しているチャペルと、現地のキリスト教徒にも利用されている教会の2通り(チャペルはもともと小さな教会という意味ですが、ここでは差別化のために便宜上呼び方を変えています)。
前者のチャペルは、ハワイ挙式にこだわる日本人のために、ホテルやプロデュース結婚式のプロデュース会社が特別に建設したもの。
つまり、性質は日本の結婚式場と同じです。
日本人をターゲットにしているので、華やかで築浅なものが多いですが、会社の方針次第で急に取り壊される可能性があります。
結婚式を挙げた思い出の場所が突然なくったら、誰だって残念ですよね。
いつまでもそこにあって、いつか挙式の後ハワイに行ったときに、足を運んで思い出を振り返りたいなら、その地域に利用されている本物の教会を選びましょう。
華やかさでは劣るものの長年愛されて歴史を刻んできた教会での結婚式は、背筋が伸びる気持ちになると思います。
結婚式のプロデュース会社、ホテルなどが提供している結婚式場をH.I.SやJTBがそれぞれに契約して、ハワイ挙式を望むカップルに販売しているわけですが、あくまでも代理店。
結婚式場を運営しているのは別の会社なわけですから、H.I.Sとしか契約していない式場であればH.I.Sから申し込むしかありませんし、JTBからのみの販売であればJTBから申し込まなければなりません。
海外挙式を手配するにはは、申し込み先を決めてから宿泊ホテルや式場の順番が普通ですが、会社によって選べる結婚式場が異なります。
式場に対してのこだわりがあるなら、H.I.SかJTBかを悩むよりも理想のチャペルや教会探しからスタートする方がいいでしょう。
アットホームな人気チャペル
フォトツアーの比較
挙式そのものと同じくらいこだわる花嫁さんが多いウェディングフォト。
いつまでも形に 残るものだから、結婚式の幸せな瞬間をできるだけたくさん切り取っておきたいですよね。
式場と挙式プランと共通点が多かったH.I.SとJTBですがことウェディングフォトに限ってははっきりとした違いがありました。
ハワイでのウェディングフォトはスタジオではなく、その美しい景色を生かしたロケーションフォトでの撮影がメイン。
従って、どこでいつ撮影するかで写真の仕上がりが全く変わってきます。
H.I.Sのウェディグフォトの基本パッケージ
- レンタル衣装
- カメラマン
- 撮影データ
- 送迎
- アテンド
がどのプランにも付いていて、アテンドやヘアメークはオプションで追加でき、価格帯がオプション含めずに10万円~68万円。
挙式すらも軽く超えそうな価格にびっくりするかもしれません。
H.I.Sの価格がこれほどまでに差が開いているのは、フォトプランがそれだけ充実している証です。
皆さんハワイのウェディングフォトではどんな写真を思い浮かべますか?
白い砂浜に青い海をバックにした写真がほとんどだと思いますが、ハワイの魅力は海だけではありません。
花は鮮やかですし、緑も美しく、時間帯が変われば夕日や星空も幻想的。
H.I.Sでは、王道のビーチフォト以外にノースショアやワイキキタウン、ダウンタウン、夕暮れ以降の時間で変わり行く空を背景の撮影など、一味違ったウェディングフォトを撮ってもらえます。
オアフ島をぐるっと回るプランもあるので、たっぷりとした撮影時間の確保と、観光を両立したいカップルにもオススメです。
しかし、1つのコースで複数箇所まわるため、どうしても撮影に時間がかかります。
ハワイでの時間は限られていますから、観光と挙式の兼ね合いには十分配慮しましょう。
JTBのウェディングフォト
- レンタル衣装
- 新郎新婦のフラワーアクセサリー
- 新婦のヘアメイク
- 80~170カット写真データ
- カメラマン
JTBのウェディングフォトプランは、全体を通してシンプル。
プランの中に最低限必要なものが入っているので、グレードアップの必要がなく、最終的な費用もH.I.Sよりもリーズナブルになるでしょう。
ビーチでの撮影プランが多く、ハワイらしい写真を残せます。
そのかわり、撮影できるロケーションの数が少なく、サンセットやノースショアなど、一味違ったウェディングフォトは難しく、結果データで渡されるカット数か少な目。
もちろん、1、2カ所で撮影するため所要時間が短くて済むので、オプショナルツアー感覚でハワイらしい写真を残したいカップルには、この手軽さは魅力となります。
結局どっちがいいの?
ここでは、式場と、挙式プランと、ウェディングフォトの3点に絞ってH.I.SとJTBの違いを比較してみました。
式場はプロデュース会社や、ホテル、現地のコミュニティと契約して代理で販売しているわけですから、どちらの会社も挙式プランの価格はあまり変わりません。
しかし、ウェディングフォトは式場と衣装と並ぶこだわりポイント。
式場よりも、運命の一着を着た写真をたくさん残したい人もいるでしょう。
そうした写真にこだわるカップルにとっては、JTBのフォトプランは物足りないと思います。
逆にウェディングフォトはそこそこで、挙式の他にもう少し写真を残したいくらいの感覚なら、JTBのフォトプランはぴったり。
4、5時間で済むので、日程を圧迫することなく写真を撮ってもらえます。
また、JTBは国内最大手の旅行会社。
H.I.Sが小規模とは言いませんが、JTBは価格よりも安心してしっかりしたサポートを受けての旅行を楽しみたい考えの客層を捉えています。
価格も大切ですが、一生ものの思い出として楽しみたいハネムーンの申し込み先にはJTBが最適とする考え方もあるでしょう。
H.I.SとJTBの両方を誉めてばかりいますから、どちらを選べばいいかはっきりせずにやきもきしている人もいるかもしれません。
しかし、JTBもH.I.Sも多くのハワイ挙式とハネムーンを手がけた大手。
どちらを選んでも、スケジュールや内容に大きな不備があり、結婚式が台無しになる心配は不要です。
大切なのは、自分たちの状況や要望に沿った会社を選ぶことです。
写真にこだわりたいならH.I.Sの方がいいでしょうし、安心して旅行を楽しみたいならJTBの方がいいと思います。
個性的な式場を選ぶなら、チャペルよりも教会やビーチ、個人邸宅をチェックするべき。
ハワイは日本に人気の観光地ですから、さまざまな企業が参入しています。
価格やサービスでも競い合っていますし、ハワイ挙式を手配できる会社はいくらでもあります。
まずは、2人がハネムーンと結婚式でのこだわりポイントを確認しましょう。
もしいまいちピンと来ないなら、まずはウェディングデスクに足を運んでもいいでしょう。
ウェディングデスクでは、その道のプロが丁寧にカウンセリングをしてくれます。
話し合っているうちに、具体的なイメージが湧いてこだわりが固まって来ます。
予約するだけで特典を貰えるところもあるので、パートナーとのデートで行ってみてはいかがでしょうか。
ハナユメ
まとめ
いかがでしたか?
多くのカップルのハワイ挙式を手がけているので、なんとなくどちらから選ばなければならないような気もします。
確かにJTBもH.I.Sも大手で安心ですが、大切な結婚式とハネムーンですから、納得した上で申し込みたいもの。
ただなんとなくではなく、こだわり抜き自分たちに合った方を選びましょう。
以上、「ハワイ挙式はH.I.SとJTBどっちがいい?」でした。
ハナユメ