ハワイ挙式は赤ちゃん連れでも可能?
結婚式は夫婦となる2人の新たな門出を祝うセレモニーなので、ハワイ挙式を赤ちゃん連れて行うのは違和感を感じるカップルもいるでしょう。
確かにもともと結婚式は、新郎と新婦が主役ですが、新たに生まれてくる赤ちゃんは、2人の家族。
赤ちゃんが加わることによって、ハワイ挙式がカップルだけでなく家族共通の思い出となり、入籍当初ナシ婚だったカップルにも改めて注目されています。
しかし、外国であるハワイは何かと心配がつきもの。
実際のところ挙式ハワイ挙式は赤ちゃん連れでも実現は可能なのでしょうか。
ハワイ挙式の赤ちゃん連れのメリット
最近は、結婚式は新たに夫婦となる2人のためだけでなく、家族のためでもある、という考え方が広まってきています。
よく結婚式のCMでも「家族挙式」なんて言葉もよく耳にするようになりましたよね。
家族挙式=ファミリーウェディングは、パパママ婚とも呼ばれ、入籍時期にさまざまな事情でナシ婚を選択したカップルに注目されています。
例えば、授かり婚で妊娠と挙式のタイミングが合わなかったり、貯金が間に合わなかった場合がこれに当てはまります。
子供が生まれてある程度経ってから、改めて挙式することで理想を実現し、よりステキな思い出とするカップルが増えているのです。
実際、2012年から子供を持つ夫婦に適した設備が整った式場をミキハウスが「ウェルカムベビーの結婚式場」と独自に認定したり、パパママ婚のスペシャリスト、パパママ・キッズ婚プランナーまで登場したりしています。
今後の世の中の動きでは、挙式のタイミングはこれからどんどん自由になっていくことでしょう。
赤ちゃんが生まれたからと言って、固定概念で「今更」と結婚式を諦める必要はないのです。
ハワイ挙式なら赤ちゃん連れと夫婦でゆったりできる
言うまでもなく、ハワイは外国です。
ゲストも旅費や日程のゆとりが必要となるので、それほど気軽に誘えません。
必然的にゲストは呼んだとしてもお互いの両親とごく親しい友人4人前後ということになり、カップル2人だけで挙式するのも珍しくありません。
ゲストを招待すれば、賑やかな結婚式となる一方、失礼のないようにおもてなしが求められます。
パーティーや旅行の日程など、どうしてもゲスト中心となりますが、カップルと赤ちゃんだけであれば気遣いは無用。
赤ちゃんを中心にスケジュールが組めますし、コストも抑えられます。
赤ちゃんの負担を気遣いながらゆとりある挙式を実現できます。
国内で友人どころか両親や親戚を呼ばないというのは、角が立つもの。
ハワイだからこそ、家族水入らずの挙式ができるのです。
カップルと赤ちゃんのみでの挙式の場合でも、ハワイなら挙式中や準備中、目の届くところでベビーシッターに面倒を見てもらえるので安心です。
ハワイでのパパママ婚ならではのポイント
ハワイ挙式を赤ちゃん連れで行うということは、式の準備や旅行の計画も赤ちゃんに配慮しなければなりません。
赤ちゃんのご機嫌には並もありますし、授乳の時間も確保しながらなので、できるだけ赤ちゃんやママの負担にならないように準備を進めていきましょう。
打ち合わせの数を減らそう
結婚式は、サロンでスタッフとの話し合いが打ち合わせのメインだと思っていませんか?
確かに、スタッフとの相談も大切ですが、最終的な意思決定を伝えたり、行き詰ってプロの意見が必要とされたりする場面がほとんど。
いつも会場や、プロの意見が必要なわけではありません。
実は、結婚式では会場のスタッフよりも、パートナーとのうちあわせが大切なのです。
想像してください。
もしも、パートナーが自分と十分に話し合わずに、スタッフとどんどん式の手配をしていたら?
「自分の式でもあるのに」と誰だって不満に思うでしょう。
最悪、お互いの信頼関係にも影響します。
結婚式はなんだかんだ決めることが多いですから、1つ1つパートナーと話し合って意見をすり合わせることがお互いの絆を強め、理想の結婚式実現への要素となります。
2人でしっかり話し合い、同意がなされているのであれば、その結論を式場のスタッフに伝えればいいだけですから、わざわざサロンへ足を運ぶ必要はありません。
メールや電話で十分なので、結果として店舗での打ち合わせの回数が減らせます。
サロンでの打ち合わせは家族に合わせて、少ない回数で質の高いものにしましょう。
赤ちゃんの成長に合わせよう
法律における赤ちゃんの定義は1歳までですが、この頃の子供の成長は個人差が大きいもの。
2歳近くなってもあまり喋れなかったり、足がおぼつかなかったりする子もいますから、成長に合わせて結婚式を考えなければなりません。
ハワイでの結婚式場は、大きく分けてチャペルとホテル併設の結婚式場の2通り。
ハワイの挙式ではある程度大きくなるまで、子供にはベビーシッターをつけるのが一般的です。
何人もの子供と接してきたプロですから、多少のトラブルには柔軟に対応してくれます。
目の届く範囲にいてくれるのも安心できるポイントです。
無駄を省いてコストカット
赤ちゃんが生まれたということは、成長に備えてさらに貯金が必要。
いくら夢のハワイ挙式だとしても無駄遣いするわけにはいきません。
ハワイ挙式は、平均87万円。
旅行費用を合わせれば確実に100万円は超えてしまうでしょう。
子供の養育費を考えれば、無駄を抑えてコストカットが求められます。
一口に結婚式と言っても、スタイルが最初からきまっているわけではありません。
例えば、結婚式にはセットと思われがちな披露宴は、決まっているわけではなく、実は挙式だけでも行えます。
ハワイも同様で、パーティーを省略して、挙式+記念のフォトツアーを組み合わせるカップルも多くいます。
ハワイ挙式は会場にもよりますが、10~20万円のパック料金が主流で、衣装にこだわっても追加で20万円かかるかどうか。
つまり、挙式だけであれば、平均の半額以下で抑えることも難しくないのです。
費用が浮いた分、フォトツアーや旅行内容をグレードアップしてもいいでしょう。
あっという間に大きくなる子供との写真は、何度も見返したくなるほどの宝物になるでしょうし、赤ちゃんの負担を考えて、ホテルでゆったりする時間を多くとるなら、豪華な部屋で非日常を堪能するのみ魅力的。
子供と、自分と、パートナーが何を重視するかを見直すことで、満足感をキープしながらコストカットができるのです。
飛行機は大丈夫?
赤ちゃんに対して1番気がかりなのが飛行機の中だと思います。
狭く逃げ場がない飛行機の中でぐずられたら、他のお客さんへの目も気になります。
飛行機は基本的に赤ちゃんであっても、生後1週間を過ぎれば搭乗が可能。
パスポートの発行には時間がかかりますから、写真の準備を含め、早めの行動を心がけましょう。
航空会社では、生まれたばかりの赤ちゃんにも対応できるように熟練されたスタッフが搭乗しています。
場合によっては、座席を優遇してくれたり、ベッドを用意してくれたりするので心配はいりません。
ママが緊張すればその気持ちは赤ちゃんにも伝わって、不安にさせてしまいますからある程度は気楽に構えましょう。
ただしそうは言っても、生後間もなくの赤ちゃんは授乳の感覚も短いですし、デリケート。
ハワイの場合、日本からのフライト時間が短くても行き6時間、帰りも7時間かかります。
時差も大きく、赤ちゃんのストレスにもなりかねませんから、早くても半年、できれば1歳頃までは様子を見たほうがいいと思います。
入籍のタイミングもあり、「できるだけ早く」と気が急くのもわかりますが、赤ちゃんへの不安を取り除いてからのほうがママやパパの心配も解消されてリラックスした気持ちでハワイ挙式に臨めます。
急がずとも結果としてより良い思い出となるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ハワイを含め、外国は日本よりも子供に寛容。
直前での現地打ち合わせでも子供がいる旨を伝えておけば、柔軟に対応してくれるでしょう。
結婚式では、新郎新婦、そして赤ちゃんと全員が主役。
ママだからと言って、子供ばかりを気にせずスタッフに任せるくらいの気持ちでゆったりと結婚式を楽しんでください。
以上、「ハワイ挙式は赤ちゃん連れでも可能?」でした。